コードバンとは何か|革の魅力と特長を解説
「革のダイヤモンド」と称されるコードバン。その美しさの裏には、卓越した職人技と希少な素材の物語があります。 メンズ雑貨店TAVARATが、その基礎知識と日本が誇る二大タンナーの特長を紐解きます。
コードバンとは
馬の臀部から採れる希少な革
コードバンは馬の臀部(お尻)にある緻密な繊維層を削り出したものです。一頭から採れる量は極めて少なく、採掘のように丁寧に削り出す工程が必要なことから「革のダイヤモンド」と呼ばれます。
新喜皮革社:世界を魅了するオイルコードバン
兵庫県姫路市の「新喜皮革」は、世界でも数少ない馬革専門のタンナーとして、その名を世界に轟かせています。
手間暇をかけて油脂を含ませる「オイルコードバン」は、使い込むほどに深みのある色艶が増していくのが特徴。ガラスの棒で表面を磨き上げる「グレージング加工」によって生まれる光沢は、まさに芸術品のような美しさです。
宮内産業社:堅牢さと美しさを誇るアルプスコードバン
長野県飯田市の豊かな自然の中に拠点を置く「宮内産業」。ランドセル用革の製造などで培われた、非常に高い技術力と品質管理が特徴です。
南アルプスの麓で仕上げられる「アルプスコードバン」は、顔料を薄く塗り、磨き、塗り、磨きを繰り返すことで、光沢のある美しく均一な表情を作りだします。この「塗り重ね」の工程により、顔料が割れにくい丈夫な層が形成されます。
使い込む中で、その均一な表面から徐々に表情の濃淡が現れてくるエイジングも、宮内産業社製コードバンならではの愉しみです。
長く愛用していただくために
コードバンは手入れ次第で一生の相棒になります。TAVARATでは、新喜皮革や宮内産業といった素晴らしいタンナーの革を活かし、細部までこだわり抜いたモノづくりを続けています。
高級感のある見た目はもちろん、年月を経て深まる味わいは、自分へのご褒美や大切な方へのギフトにも最適です。ぜひ一度、その圧倒的な存在感を手に取って体感してみてください。

