■ブラック


■ダークブラウン


■キャメル


■レッド


■ネイビー



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■経年変化を楽しめるタンニンなめし |

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古来より皮を保存・加工するために行われてきた製法です。植物タンニンが日焼けや油分を吸収しやすいという特徴から経年変化と呼ばれる色の変化が大きく、
持つ人それぞれの使用の仕方や環境によって独特の変化を経るため、「革を育てる」という楽しみができるのも大きな特徴です。
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■長い時間と手間をかけた製法「ピットなめし」
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タンニンなめしの中で昔から行われている製法が「ピットなめし」と呼ばれる製法です。ピット槽と呼ばれるタンニン槽に長期間漬け込み、
ゆっくりと時間をかけ濃度の薄いタンニン槽から徐々に濃いタンニン槽へ原皮を移しタンニンを浸透させてゆきます。
そのタイミング、濃度、技術と経験を要する難しい製法になり、長い時間と手間がかかるためにピットなめしを行うタンナーは徐々にその数を減らし、
国内でも世界的にも大変希少な存在となっております。本製品はこの「ピットなめし」製法の革を使用し、高い品質を実現しました。
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■職人の技術により磨き上げられたバックル
日本の職人によって磨き上げられ、美しく輝くバックルはその技術の高さをあらわしております。
表の面だけではなく、バックルの細部まで鏡面磨きを施す事で、どの面から見ても鏡の様に光沢があり、
1つ1つ丁寧に磨かれた金具は、非常に存在感があります。
シンプルだからこそ、細部までこだわり仕上げられた、一品です。
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■堅牢で型崩れしにくい姫路ピットタンニンレザー
ピットなめしは非常に時間がかかり、一般的なピットなめしのヌメ革で約 3週間~1ヶ月という期間になります。多脂革は約40日から2ヶ月と、
さらに長い時間をかけて植物タンニンを浸透させております。通常のヌメ革よりもタンニンの含有量が高く、それによって繊維が絡み合って、
適度な柔らかさを保ちながらハリ・コシのある強い革が出来上がります。 ピットなめしの革は皮の繊維をほぐさず、原皮をあまり動かさずにじっくりと時間をかけてタンニンを浸透させていくため、堅牢で型崩れしにくい特徴を持ちます。
■革本来の風合いを楽しめる染料染め(芯通し)
革の染色には芯通しと呼ばれる方法が用いられています。革の深部まで染めこんでいるため、表面に傷がついても目立ちにくいという特徴がございます。
また、顔料染めのように表面を覆ってしまうことがございませんので革本来の風合いを隠してしまうことがなく、本革の特徴を最大限に楽しむことができます。
■今までのイメージを一変する柔らかさ
本革のベルトは硬くて使いにくいと思われている方も多いのではないでしょうか?
確かに、革質の硬い革で作られたベルトはバックルを通す際に突っ張ったりして使いにくいものは多々あります。しかし、このベルトはそんなイメージを一変させてくれます。実際に使用した方が、「これめっちゃ柔らかいな!」と驚かれたほど。是非その使い勝手を体感してみて下さい。
■重厚感のある35mm幅
35mm幅のベルトは30mm幅のベルトに比べ、革の使用量も多くなりコストも上がります。そのぶん重厚感、丈夫さが強くなります。
お客様より「35mm位の幅があるのでなかなか割と迫力というか、腰を引き締めてくれる印象があります。」とのお声も頂きました。
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■経年変化

右が未使用のベルトで左が約2年間使用したベルトです。
綺麗にエイジング(経年変化)している様子が分かります。
なめしの工程で時間をかけて革に植物タンニンを浸透させておりますので、
日焼けや使用方法によって色の変化が起こりやすく、非常に味わい深く変化してゆきます。
特にキャメルなどの明るい色は変化が分かりやすく、画像の様に綺麗な色合いを感じていただけます。
ブラックやダークブラウンは元々濃い色という事もあり、キャメルほど色の変化はございませんが、非常に綺麗な艶が出てまいります。
長年お使いいただける丈夫なベルトですのでエイジングを楽しみながら使用してみてはいかがでしょうか。

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