2019-02-04 スタッフvoice
軽やかにアクセサリー感覚でつけてほしい
ガラスのカフス

WEBスタッフの宮崎です。

ガラスでできたカフス、透明カフスと、フロスト(マット加工)カフスの販売を開始しました。

軽やかで、透明感が魅力的なカフス。後半では、その美しさに魅了された当店のデザイナー南田に、このアイテムが誕生するまでを聞いていますので、ぜひ最後までお付き合いください。



みずみずしく、日差しに当たるとキラキラと美しい。



第2弾として発売された、フロスト加工したカフス。きめ細かく乳白色で、触り心地もなめらかです。


「透明タイプか、フロストタイプか」




(南田)
「白いシャツに合わせるなら、透明タイプがおすすめです。

光の当たり方で、キラキラしたり華やかな雰囲気もあって、ドレスシーンにもぴったりです。

チェックやストライプのシャツに合わせても、シャツの柄がガラスを通して、また違った見え方をします。

フロストタイプは、白いシャツに合わせるとあまり主張はありません。

逆に濃い色のシャツの場合は、フロストタイプのカフスの形がとてもきれいに出ます。

ガラスという性質上、金属のカフスよりも優しく繊細な印象なので、 どんなシャツにも合わせやすいのがこのカフスの魅力。

どちらを選んでも自然と馴染んでくれるので、お好みで選んでみてください!」


ガラスのカフスを製作している工房
「HARIOランプファクトリー」へ


今回、このカフスを製作していただいている「HARIOランプファクトリー」さん。

1921年創業のガラスメーカー、HARIO株式会社。

長い歴史の中で培ってきたガラスづくりの技術ですが、
時代とともに機械化が進み、ものづくりを支えてきた職人が少なくなってしまいました。

そこで、国内のガラス技術を次世代へ残したいという想いから誕生したのが「HARIOランプワークファクトリー」です。

1Fは、ショップとしてレディースのアクセサリーを中心に、たくさんのガラスアクセサリーが並んでいます。




工房では、若い世代の職人さんが多く活躍。

ピアスやイヤリングなどのアクセサリーを中心にオリジナルの商品をたくさん生み出されています。




HARIOランプワークファクトリーでは、ガラスをカットしたり、研磨してつくる手法とは違い、 ガスと酸素の量を調整しながら、棒状のガラスにバーナーの炎を当て、手際よく形を変えていく手法で作られています。

炎の当てる数秒の感覚は、職人にしかわからない感覚だそうです。




◆デザインが形になるまで

(南田)
「特に気を遣ったのは、形の美しさです。

球体のまるみや膨らみ具合、平面部分の滑らかな手触り、シャツに合うサイズ感など、何度もやりとりし、数ミリ単位の調整を繰り返しました。」




球体のちょうど中心に、カフスの芯部分に炎を当てながら丁寧にくっつけていく作業。

繊細な手仕事に魅入ってしまいます。




「担当の方曰く、シンプルだからこそ難しいと。

形が決まるまで、何度もこちらからの要望に応えていただき、HARIOさんだからこそ作ることのできた、

細かい技が光るアイテムになりました。」




一つ一つ職人さんの手で作られたタバラットのガラスカフス。

軽やかにシャツに馴染み、だけど背筋を正してくれるような美しさを持っています。

ビジネスやフォーマル、ちょっとした外出の装いに、気負いすぎずオシャレを楽しませてくれるアイテムです。





これからもデイリーで使えるカフスや、ネクタイピンなど、メンズのガラスアイテムを増やしていきたい話す南田。

今後の展開もお楽しみに!




ガラスカフス半球型

ガラスカフスボルト型

ガラスカフス フロスト半球型


ガラスカフス フロストボルト型