東京のタンナーで仕上げたキップ(生後半年~2年)レザー。

クロムで鞣したのち、タンニンを補充する形でクロムとタンニンの良さを兼ね合わせた合成タンニンなめしの革となります。オイルをしっかりと含んだ革に手作業でワックスを塗りこんで、最後にアイロンで焼きながらプレスをかけることで濃淡が生まれ、マーブル模様の独特の美しい柄が生まれています。

エイジングの強い革で、特に「艶」が綺麗です。使うとともに濃淡が更に深まり、艶感が増し、半年ほどでとても綺麗な色合いに変化します。染料仕上げとプルアップの加減で傷は付き易いですが、元々濃淡が強いので傷などもあまり気にならず、2年使いこめば面白い表情になります。